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OpenAIは、米国ChatGPT利用者の仕事関連メッセージ80万件超を分析し、職種固有の利用の43.5%が本来は別職種に属するタスクだったと報告しました。AIが仕事の分担や必要な専門性の境界を変えつつあることを示す経済研究です。
OpenAI Economic Researchの新シリーズ「Work at the Frontier」の初回報告で、仕事関連メッセージの16.8%、一般的な作業を除いた職種固有メッセージの43.5%が利用者の職種外タスクに当たると分析しました。
顧客対応、デザイン、人事、法務、マーケティングでは職種外タスクの比率が高く、マーケティングとエンジニアリングのタスクは他職種へ広く現れるとしています。
小規模組織の平均的な利用者では職種外タスクの割合がより高く、専門部署へ引き継がず、問題に近い人がAIで作業を担う傾向を示しました。
分析対象は米国のChatGPT利用データであり、個別の企業導入効果や全労働市場への因果関係を直接示すものではありません。
新しいChatGPT機能、API、料金、プラン変更ではありません。業務設計、人材育成、AIガバナンスを検討する組織にとって、役割横断の作業増加を測る参考データです。
ChatGPT Voice in Work and Codex on desktop
OpenAIはChatGPTデスクトップアプリで、VoiceをWorkとCodexでも利用可能にしました。音声でタスクを開始し、会話を中断・修正しながら、選択した体験で許可されたツールや権限を使う作業を指示できます。
ChatGPT Voiceはデスクトップアプリ内のWorkとCodexに追加され、チャットだけでなく作業・開発フローから音声タスクを開始できます。
利用者は自然に話しかけ、途中で割り込んだり指示を変えたりしながら作業を進められます。
Voiceには、選択したWorkまたはCodex体験で利用可能なツールと権限の範囲で、作業開始または調整を依頼できます。
今回のリリースノートでは、API変更、料金、無料・有料プラン別の提供範囲、日本での利用可否は明示されていません。
デスクトップでCodexやWorkを使う利用者にとって、キーボード中心の操作へ音声による依頼・軌道修正を組み合わせられる更新です。
Launching Health in ChatGPT
OpenAIは、Apple Healthと対応する医療記録を任意で接続し、ChatGPTが健康情報を文脈に沿って説明・整理できるHealthを米国で開始しました。接続した情報とその会話は基盤モデルの学習や広告ターゲティングには使わないとしています。
Healthは検査結果の過去値との比較、診察後の変化の要約、睡眠・活動・運動と生活習慣の関係を理解する補助に使えます。医療専門家による診療を置き換えるものではありません。
対象は米国の18歳以上のログイン済みChatGPTユーザーで、WebとiOSのFree、Go、Plus、Proプランへ本日から段階展開されます。日本では利用できません。
Healthはサイドバーから接続・管理でき、利用者が接続する情報と会話での利用タイミングを選択できます。
GPT-5.5 Instantは無料ユーザーを含む健康対話を支援し、GPT-5.6 Solは有料ユーザー向けに複雑な健康質問でより強い性能を提供すると説明されています。
HealthはCodexでは利用できません。健康情報は機微情報のため、接続範囲、共有先、医療上の最終判断を慎重に管理する必要があります。
Introducing the ChatGPT for small business program
OpenAIは中小企業向けに、ChatGPT Workの導入を支援するプログラムを開始しました。オンライン研修、対面AIアカデミー、実務ガイド、パートナー製スキルを組み合わせて提供します。
対象は少人数の事業者で、会計、マーケティング、ECなどの業務にChatGPT Workを使う実演付きウェビナーを提供します。
米国ではOpenAI Academyによる対面型のAIアカデミーも実施します。
Dropbox、Shopify、Intuit、Slack、Atlassian、Wixなどの連携先向けスキルや特典も案内されます。
個人向けの新しい無料機能ではなく、中小企業の業務自動化とエージェント活用を後押しする導入支援策です。日本での対面イベントや提供範囲は、この発表では明示されていません。
Why teens deserve access to safe AI
OpenAIは、10代利用者へのChatGPT提供における保護策と学習支援方針を整理しました。年齢推定、保護者による管理、年齢に応じたガードレール、学習を促す機能を組み合わせる方針です。
OpenAIは、回答を即時に与えるだけでなく、批判的思考と理解を促す学習体験を目指すと説明しています。
既に年齢推定、保護者向けコントロール、家族向けリソース、Study Modeなどを強化しているとしています。
この発表は新しい料金体系や日本向け提供開始の告知ではなく、ChatGPTの未成年利用に関する安全設計とポリシーの説明です。
教育現場、保護者、未成年を含むサービス利用を設計する組織は、年齢に応じた保護と実利用時の支援を前提にする必要があります。
Codex joins the ChatGPT desktop app
OpenAIはCodexがChatGPTデスクトップアプリに統合されたことをCodex Changelogで発表しました。
macOS/Windowsで既存のCodexアプリ利用者はプロジェクト、設定、ワークフローを維持したまま更新でき、デスクトップ内で編集・PRレビュー・複数リポジトリ作業ができます。
CodexはmacOSとWindowsのChatGPTデスクトップアプリ内で利用できるようになり、既存のCodexアプリ利用者は通常の更新でプロジェクト、設定、ワークフローを維持できます。
Codexをデフォルト表示にでき、macOSではCodexアプリアイコンを維持する選択肢も示されています。
新機能として、Markdownやコードをアプリ内で直接編集し、インライン注釈を使い、選択範囲の修正をCodexに依頼できます。
GitHub pull requestをサイドバーでレビューし、差分とレビューフィードバックを並べて確認できるため、開発者のレビュー作業がデスクトップアプリ内に集約されます。
1つのプロジェクトで複数リポジトリを扱えるようになり、GPT-5.6によるComputer Use高速化、タスク進行表示の改善、Settingsへのプラグイン管理移動も含まれます。
対象はChatGPTデスクトップアプリとCodex利用者です。記事内に料金、提供地域、日本での提供条件、移行期限、破壊的変更は明記されていません。
ChatGPT is now a partner for your most ambitious work
OpenAIはChatGPT Workを、アプリやファイルを横断して行動し、必要に応じて数時間プロジェクトに取り組むエージェントとして紹介しました。
単なる回答生成ではなく、目標を完了した成果物へ変える業務パートナーとしての位置づけです。
ChatGPT Workは、アプリやファイルをまたいで行動できるエージェントとして説明されています。
OpenAIは、必要であれば数時間プロジェクトに留まり、ユーザーの目標を完成した仕事に変えることを狙うとしています。
対象は個人の知識労働者、チーム、企業の業務プロセスで、調査、文書化、分析、プロジェクト実行支援に関係します。
無料/有料プラン、法人向け条件、日本での利用可否、接続可能なアプリ範囲、管理者制御、データ保持条件はRSS項目内では明記されていません。
実務上は、ChatGPTをチャットから継続的な作業実行エージェントへ広げる方向の更新で、権限設計、ファイル連携、監査、成果物レビューの運用が重要になります。
Helping K–12 educators build practical AI skills
OpenAIは、OpenAI AcademyとWalton Family FoundationがK-12教育者向けに実践的なAI Skills Jamsを実施すると発表しました。
教室で使えるAIスキルを教員が身につけるための取り組みで、教育現場でのAIリテラシー向上を狙うものです。
OpenAI AcademyとWalton Family Foundationは、K-12教育者が教室で使える実践的なAIスキルを学ぶためのAI Skills Jamsを展開します。
対象は米国を中心としたK-12教育者・学校関係者で、授業準備、教材作成、学習支援などでのAI活用スキル形成が主眼です。
公式概要では、ハンズオン形式で実践的なスキルを身につけることが強調されています。
個人向けChatGPT機能やAPIの変更ではなく、教育・スキル支援プログラムの発表です。
日本での提供可否、料金、参加条件の詳細、API破壊的変更は確認されていません。
GPT-5.5 Instant Mini in ChatGPT
OpenAIのChatGPTリリースノートで、GPT-5.5 Instant Miniの展開が発表されました。GPT-5.5 InstantまたはAutoのレート制限到達後に使われるフォールバックモデルで、モデルピッカーには表示されません。
GPT-5.5 Instant Miniは、GPT-5.3 Instant Miniを置き換えるChatGPT内のフォールバックモデルです。ユーザーがGPT-5.5 InstantまたはAutoのレート制限に達した後に使われる位置づけで、通常の選択肢としてモデルピッカーには表示されません。
OpenAIは、GPT-5.3 Instant Miniと比べて、ユーザーの意図変化の追跡、トーン調整、反復的または過度に構造化された回答の回避が改善したと説明しています。テストでは、パーソナライズの強化と事実誤りの減少も確認されています。
対象はChatGPTの製品更新で、APIやCodexには影響しません。対象プランや地域の明示はありませんが、GPT-5.5 InstantまたはAutoを利用するChatGPTユーザーのレート制限後体験に関係します。開発者向けAPIの移行期限や破壊的変更はありません。
How ChatGPT adoption has expanded
OpenAIは、OpenAI SignalsのデータをもとにChatGPT利用の世界的な拡大を示す記事を公開しました。
地域・言語をまたいで利用が増え、ユーザーがより多くの機能を試していることを扱っています。
OpenAI公式RSSでは、ChatGPTの採用が世界的に伸び、利用量、機能探索、地域・言語をまたぐ成長が進んでいると説明されています。
製品の新機能発表ではなく、ChatGPTの普及状況を示すデータ・分析系の発表です。
対象はChatGPT利用者、AI導入を検討する企業、政策・市場分析の担当者です。
無料/有料プラン別の新機能、API仕様、モデル変更、移行期限、破壊的変更は示されていません。
実務上は、ChatGPTが一部の先進ユーザーだけでなく、地域・言語を超えて一般利用に広がっていることを示す材料として使えます。
Previewing GPT-5.6 Sol: a next-generation model
OpenAIはGPT-5.6シリーズの限定プレビューを発表しました。Solを最上位、Terraを日常業務向け、Lunaを高速・低コスト向けとする新しい階層で、まずは一部の信頼済みパートナーにAPIとCodex経由で提供されます。
GPT-5.6はSol、Terra、Lunaの3サイズで始まる新世代モデル群です。Solはコーディング、バイオロジー、サイバーセキュリティなどの長時間・高難度タスクでの改善が示されています。
新しい`max` reasoning effortと、複数サブエージェントを使う`ultra` modeが導入されます。
提供は限定プレビューから始まり、APIとCodexで一部の信頼済みパートナー・組織に提供されます。ChatGPT、Codex、APIでの広範提供は今後数週間を予定しています。
価格は100万トークンあたり、Solが入力5ドル/出力30ドル、Terraが入力2.50ドル/出力15ドル、Lunaが入力1ドル/出力6ドルです。
GPT-5.6以降では明示的なキャッシュブレークポイントと30分以上のキャッシュ寿命が導入され、キャッシュ書き込みは未キャッシュ入力単価の1.25倍、キャッシュ読み取りは90%割引です。
サイバー能力の向上に合わせ、リアルタイム分類器、アカウントレベルレビュー、段階的アクセスなどの多層安全策を組み合わせると説明されています。
破壊的変更や移行期限は発表されていませんが、利用対象は当初限定されます。
Personal finance in ChatGPT expands to Plus users and Android
OpenAIはChatGPTの個人金融機能を、米国のPlusユーザーとAndroidに拡大しました。
対応金融口座を接続し、ダッシュボード表示や金融文脈に基づく質問ができる体験です。
個人金融体験は、米国のPlusユーザー向けにWebとiOSで展開され、Androidでは米国のPro/Plusユーザー向けに利用可能になりました。
対象ユーザーは、対応する金融口座を安全に接続し、支出や資産状況などを見ながら、ChatGPTに金融文脈に基づく質問ができます。
個人向け製品更新であり、法人向け管理機能やOpenAI APIの変更ではありません。
提供地域は米国と明記されており、日本での利用可能性は記事内では示されていません。
破壊的変更や移行期限はありません。
Improved dictation in ChatGPT
OpenAIはChatGPTの音声入力に新しい音声認識モデルを展開しました。
全プラン対象の裏側の更新で、日本語を含む複数言語・アクセント・騒音環境での文字起こし精度を改善しています。
対象はChatGPTのdictation機能で、使い方の変更はありません。
評価では、主要テスト言語で前の本番モデルより単語誤り率が少なくとも10%低下したとされています。
日本語、韓国語、中国語、ウルドゥー語、ベトナム語、アクセント付き英語、長文のスペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語で改善が示されています。
騒がしい公共空間や職場、ささやき声、文字と数字の組み合わせにも強くなっています。
全プラン対象の製品品質改善であり、API変更や移行期限はありません。
Retiring GPT-4.5 in ChatGPT
OpenAIは2026年6月26日付で、ChatGPT内のGPT-4.5提供を終了しました。
Custom GPTsを含むChatGPTでGPT-4.5は利用できなくなり、既存会話はGPT-5.5で継続できます。
この変更はChatGPTに限定され、Custom GPTsも対象です。
GPT-4.5を使っていた既存会話はGPT-5.5で継続できるとされています。
この終了は2026年5月28日に事前告知済みで、6月26日に実施されました。
OpenAI APIには変更なしと明記されています。
実務上は、ChatGPT上でGPT-4.5前提のワークフローやCustom GPTを使っていた場合、GPT-5.5での出力差を確認する必要があります。
OpenAI and Broadcom unveil LLM-optimized inference chip
OpenAIとBroadcomは、LLM推論向けに最適化したOpenAI初のIntelligence Processor「Jalapeño」を発表しました。
ChatGPT、Codex、APIなどを支える推論基盤を高速・高効率・低コストにするためのフルスタック戦略です。
Jalapeñoは、OpenAIがLLM推論のために設計した専用アクセラレータで、Broadcom、Celesticaなどと共同で実装・量産体制を進めるものです。
OpenAIは、モデル、カーネル、サービング、製品要件の知見をもとに、計算、メモリ、ネットワーク、データ移動を推論向けに最適化したと説明しています。
エンジニアリングサンプルはラボでMLワークロードを実行しており、GPT-5.3-Codex-Sparkを含む負荷で動作しているとされています。
初期テストでは、現行の最先端と比べてワットあたり性能が大幅に良い見込みで、詳細な技術レポートは今後公開予定です。
初期展開は2026年末までを想定し、その後複数世代にわたりギガワット規模のデータセンターパートナーと展開する計画です。
ユーザー向け機能の即時変更ではありませんが、長期的にはChatGPT応答、Codexの長いタスク、APIのコスト・速度・安定性に影響する基盤投資です。
無料/有料プラン、日本での利用可否、APIの破壊的変更はこの記事では示されていません。
GPT-5.5 Instant Update
ChatGPTで最も使われているモデルとして説明されるGPT-5.5 Instantが更新され、会話品質と実用タスクでの応答が改善されました。
意思決定、助言、計画、調査、買い物、ローカルビジネス検索で、目的理解や文脈維持が強化されています。
今回の更新はChatGPTのGPT-5.5 Instant向けで、会話の underlying goal をよりよく把握し、複数ターンの文脈を維持しやすくするものです。
複数の制約や要件を含む依頼でも、要件を取りこぼしにくくし、なぜその提案が合うのかを説明しやすくなったとされています。
ユーザーが条件を追加したり、意味を補足したり、回答に反論した場合に、同じ方針を繰り返すのではなく、より適切に適応することが狙いです。
ショッピングや地域ビジネスの質問では、位置情報の文脈をより活用し、近隣候補、商品推薦、ビジネス情報、画像を必要に応じて組み合わせると説明されています。
全体として、回答のフォーマットが定型的になりすぎず、読みやすくまとまりのある表現になる更新です。
提供プラン、地域、日本での利用可否、API側の破壊的変更はこのChatGPTリリースノートでは明記されていません。
Large pastes are now handled as attachments for more plans
ChatGPTで長文を貼り付けた場合、自動的に添付ファイルとして扱う挙動がFreeとGoにも拡大されました。
Plus、Pro、Businessでは既に利用可能で、添付化のしきい値も5,000文字超から10,000文字超へ引き上げられました。
ChatGPT FreeとGoユーザーは、composerへ1万文字を超えるテキストを貼り付けると、本文欄へ直接挿入されず自動的に添付ファイルとして扱われます。
これにより入力欄が長文で埋まることを防ぎ、長い貼り付けが会話のコンテキストを過度に消費する問題を軽減します。
添付化された内容は、必要に応じて「Show in text field」から通常の直接貼り付けに戻せます。
Plus、Pro、Businessでは既にこの仕組みが利用可能で、従来は5,000文字超で添付扱いでしたが、今回しきい値が1万文字超に引き上げられました。
個人利用・業務利用どちらにも関係するUX改善ですが、API変更、移行期限、破壊的変更はありません。日本での個別提供条件は記載されていません。
ChatGPT app experience updates
OpenAIはChatGPTのWeb、iOS、Android体験を更新し、発音支援、World Cup関連の会話支援、接続アプリ権限、整理・共有・写真アップロードを改善しました。
一部機能は有料プラン向けで、モバイルとWebで改善内容が分かれています。
ChatGPTは60以上の言語で、単語の発音について音声とテキストで案内できるようになりました。
World Cupについて、日程、対戦、チーム、選手、国別ストーリー、予測、試合結果の意味を会話形式で確認できる導線が追加されています。
接続アプリでは、ChatGPTがアプリを使う前に常に確認する、変更前だけ確認する、重要な変更前だけ確認する、といった権限管理をSettings > Appsで選べます。
Webでは、チャットやプロジェクトのピン留め、サイドバー整理、会話共有、回答テキストからノートを作成してLibraryへ保存する操作が改善されています。
iOSではカメラと写真アップロードが高速化・安定化し、Androidでは有料プラン利用者が送信ボタン長押しで一回限りのモデル選択をできるようになりました。
Androidのcomposerにはinline mentionsと更新されたPluginsメニューも追加されています。APIの破壊的変更や移行期限は記載されていません。
Improving health intelligence in ChatGPT
OpenAIは、GPT-5.5 InstantによりChatGPTの健康・医療関連応答が改善したと発表しました。
緊急受診の必要性、追加文脈の確認、不確実性の説明、分かりやすい案内などが改善点として挙げられています。
OpenAIによると、毎週2億3000万人以上がChatGPTを健康・ウェルネス関連の質問に使っており、GPT-5.5 Instantで健康領域の応答品質を改善しました。
HealthBenchやHealthBench Professionalなどの医療評価で、GPT-5.5 Instantは最新のThinking系フロンティアモデルに近い水準に達したとされています。
5.5 InstantはChatGPTの無料ユーザーにも制限付きで提供されるため、改善は無料利用者にも関係します。
医師による評価では、赤旗症状の見落とし、紹介・受診案内、追加文脈の確認、地域医療文脈への適合などで古いモデルより失敗が少ないと説明されています。
OpenAIは60カ国、49言語、26専門分野の260人超の医師ネットワークからフィードバックを受け、70万件超の応答例をレビューしたとしています。
医療判断の代替ではなく、情報理解や受診準備を支援する位置づけです。日本での追加提供条件や料金変更は記載されていません。
Scheduled tasks in ChatGPT
OpenAIはChatGPTのscheduled tasksを更新し、リマインダー、定期実行、監視タスクを見つけやすく管理しやすくしました。
新しいScheduledページ、実行時刻の管理、Web検索や接続アプリを使った監視通知が追加されています。
ChatGPTのサイドバーから見つけられる新しいScheduledページで、アクティブなタスク、次回実行予定、停止、再開、編集、削除をまとめて扱えるようになりました。
タスクは全体として高速化・信頼性向上が行われ、特定時刻だけでなく朝・昼・夜といった幅のある時間帯でもスケジュールできます。
監視タスクはWeb検索や接続アプリの変化確認を行い、報告すべき内容がある場合だけ通知する方向に整理されています。
提供対象はPlus、Pro、Business、Enterpriseへのロールアウトで、アクティブタスク数の上限はプランごとに異なります。
タスクは1時間に1回を超える頻度では実行できず、無人タスクは一定期間使われないと自動停止される場合があります。
Pulseはscheduled tasksへ統合される形で終了予定となり、Proユーザーはこの日から14日間アクセスを継続できます。
個人利用では日次ブリーフィングやリマインダー、業務利用では定期調査や接続アプリ監視の入口が明確になります。APIの破壊的変更や移行期限は記載されていません。
Simplified model picker
ChatGPTのモデル選択画面が、Instant、Thinking、Proを中心とする分かりやすい構成に整理されました。
自動的なThinkingへの切り替え、旧モデルへのアクセス、思考時間の設定はConfigureメニューに集約されます。
Instantは高速な回答、Thinkingは複雑な課題への深い推論、ProはGPT-5.4 Proを使う最高性能の選択肢として表示されます。
Configureから、InstantとThinkingの自動切り替え、旧モデル、Thinkingの思考時間、Proモデルを管理できます。
既存モデルの性能変更ではなく、利用者が目的に合うモデルを選びやすくするUI更新です。
公式リリースノートでは対象プラン、地域、日本での展開時期は明記されておらず、順次反映される可能性があります。
APIのモデル名、料金、移行期限、破壊的変更には関係しません。
ChatGPT Release Notes: Memory, Lockdown Mode, and Canvas search updates
OpenAIはChatGPTのリリースノートで、メモリ、ロックダウンモード、Canvas内検索などの更新を案内しました。個人・チーム利用のChatGPT体験に関係する製品更新です。
この更新はChatGPTの利用体験と安全設定に関係します。メモリ関連の改善は、過去のやり取りやユーザー設定を踏まえた応答品質に影響します。Lockdown Modeは、安全性や制限を強める用途の更新として扱うべきで、組織や高リスク環境での利用方針にも関係します。Canvas検索は、Canvas上で作業中の内容を探しやすくする生産性機能です。APIの破壊的変更ではなく、ChatGPT製品側の更新です。無料/有料、個人/法人、日本での利用条件は、リリースノート上で明示された対象プランに従う必要があります。
Codex for every role, tool, and workflow
Codexに、職種別プラグイン、Sites、注釈による修正指示が追加されました。Codexをソフトウェア開発だけでなく、分析、資料作成、マーケティング、業務オペレーションにも広げる発表です。
OpenAIは、Codexの週次利用者が500万人を超え、非開発者が全体の約20%を占めると説明しています。今回の更新では、役割やツールに合わせてCodexを拡張するプラグイン、結果をその場で修正しやすい注釈、URLで共有できるインタラクティブなWebサイト/アプリ作成プレビューが含まれます。OpenAI社内では、非技術チームがCodexで社内アプリ、ダッシュボード、経営資料、ブランド制約に沿った成果物を作っているとのことです。今後はパートナーがCodex/ChatGPT向けプラグインを作成・展開できるエコシステムを目指すとされています。個人の開発補助から、組織内の業務成果物生成ツールへ広がる重要な更新です。
Advancing youth safety and opportunity through global leadership
OpenAIが若年層のAI安全性に関する国際的な取り組みを提案しました。専用のAI Safety Instituteを通じて、年齢に適した安全なAI利用の標準化を進める内容です。
新機能ではなく、政策・安全性領域の発表です。若者がAIを学習、言語練習、就職準備、創造活動に使う機会を広げつつ、発達段階に応じた安全性を確保する必要があるという主張です。教育や未成年向けChatGPT利用、学校導入、保護者・政策当局の関心に関係します。
OpenAI and Boston Children’s Hospital partner to bring AI to care teams
OpenAIとBoston Children’s Hospitalが、医療チーム向けAI活用で提携しました。臨床現場の業務支援、情報整理、ケアチームの効率化が主なテーマです。
患者向けに直接診断する機能というより、医療従事者の作業を支援する文脈です。医療領域では安全性・検証・責任範囲が重要なので、病院との提携を通じた実運用検証に意味があります。ChatGPTやAPIの医療利用が拡大する一方、利用条件や適用範囲は個別組織・規制・臨床プロセスに依存します。一般ユーザー向けの新機能ではありません。
Advancing Frontier AI Governance
OpenAIが、フロンティアAIモデルの開発・評価・展開に関する社内ガバナンス標準を公開しました。モデルの能力評価、安全性レビュー、展開判断をより体系化する内容です。
新機能の発表ではなく、今後の高性能モデルをどう評価し、どの条件で公開するかに関わる方針です。OpenAIは、モデル能力が高まるほど、リスク評価・外部専門家との協力・段階的展開・監視が重要になると位置づけています。ChatGPTやAPIの利用者にすぐ使える機能が増える話ではありませんが、将来モデルの提供速度、制限、公開条件に影響します。AnthropicのResponsible Scaling Policyに近い領域の動きとして見ておく価値があります。
Election information and safeguards in 2026
OpenAIが2026年の選挙に向けた情報提供・安全対策を発表しました。ChatGPTでの投票情報案内、APとの選挙結果連携、SynthID/C2PAによるAI生成画像の透明性向上などが含まれます。
ユーザーがChatGPTで投票方法・投票所・締切・選挙結果などを尋ねた際、信頼できる情報源へ誘導する方針です。米国とブラジルでは、選挙夜にAPからライブ投票結果を提供する予定です。Codex SecurityやTrusted Access for Cyberを選挙インフラ防衛に活用する方向も示されています。画像生成では、ChatGPT、Codex、OpenAI API由来の画像に対し、SynthID透かしとC2PAメタデータを組み合わせる方針です。無料/有料機能というより、政治・選挙・生成コンテンツの安全性に関する全体方針です。
OpenAI, Grupo Folha, and Grupo UOL announce strategic content partnership
OpenAIがブラジルのGrupo Folha、Grupo UOLと戦略的コンテンツ提携を発表しました。ChatGPT内でFolha de S.PauloとUOLの報道を参照・要約できるようにし、出典明示や原文へのリンクを重視する内容です。
ブラジルはChatGPTの大規模市場のひとつで、OpenAIはローカルで信頼性の高い報道をChatGPT体験に組み込む狙いです。ユーザー側には、ブラジル関連のニュースや時事情報に対して、より現地性のある回答が返る可能性があります。出版社側には、ChatGPT経由で新しい読者流入や認知拡大の機会があります。提携先のGrupo Folha / Grupo UOLは、Codex、ChatGPT Enterprise、OpenAI APIにもアクセスし、ニュース制作・読者向け機能・社内業務改善でAI活用を検討します。無料/有料や日本での提供可否に直接関わる発表ではありませんが、ChatGPT内のニュースコンテンツ品質と出典表示の方向性として重要です。