Measuring the impact of learning with AI in Sierra Leone and beyond
Google DeepMindが、シエラレオネでGeminiのGuided Learningを使った教育効果のランダム化比較試験結果を公開しました。
1,763人の中学生を対象に8週間評価し、数学スコアで対照群比+0.258標準偏差の改善が見られたとしています。
試験はFab AIおよびシエラレオネ教育省の支援で、12校・1,763人の中学生を対象に実施されました。
Guided Learningは単に答えを出すのではなく、理解を促す足場かけ質問を重視する設計で、GoogleのLearnLMの取り組みに基づいています。
分析対象の11.3万件以上のやり取りでは、91.4%の会話が概念理解の構築に使われ、Geminiの応答の76%が足場かけ質問だったと説明されています。
数学スコアの改善は8週間で通常の1.2〜1.7年分、授業の約半分で活用した教室では1.8〜2.5年分に相当するとしています。
製品の一般提供や料金変更ではなく、教育現場におけるAI活用の研究・実証結果としての意味が大きい更新です。